Fight fire with fire.
いや、参った。
極早生、早生と順調にきて、皆様からもずいぶんとご好評をいただいてましたが、中生は壊滅。
イノシシめ。
みかんを、みかんの樹をめちゃくちゃにしやがった。
山奥の畑ゆえ、エリアとしては完全にやつらの支配下にある区域。
ここまでやられると、この中生ゾーンだけでみれば収益性は時給換算で3〜400円といったところだろうか。
昨夜、映画『マルクス・エンゲルス』を見たノリで言わせてもらうが、、、
柵の見回りを怠った自分の責任とはいえ、どうにも労働に見合わぬ対価。
支配者層(イノシシたち)による搾取感はハンパない。
これがプロレタリアート(無産階級)の心情か。なるほど、この理不尽に奪われることによる落胆と沸々と沸き起こる怒りが、打倒支配者層のモチベーションなわけだな。
中島の産業を守る意味で駆除活動に参加している身ではあるけど、個人的にはプルードンよろしく漸進主義的にいきたいと思う一方、どうにもこの理不尽な搾取…。これでは農業経営はもたない。
たしかに、イノシシという自然現象に対して、理不尽などという言葉を充てることがそもそもおこがましいという考え方もある。
しかし、時系列でみれば、中島にイノシシが登場するより前からこの園地は開拓されており、その観点ではやつら外敵に侵略されていることになる。
ここは一つ、自分たち人間のアクションも自然現象の一つとみなして、可能な限りあらがってみせよう。
日光を奪い合う植物たちのように、イノシシと人間とが同等に生きるために戦うってのも、必然な気がする。
まぁ、そんなこんなでもうすぐ販売を開始する農薬不使用の南柑20号は、たぶんすぐに売り切れになっちゃうと思います。
※それから、映画の影響でこんな文章を書いたけど、別に共産主義者とか過激派とかではないので、誤解のないようお願いします。どちらかというとLOVE&PEACE派です。
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